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スタートアップ企業と知財

2015年8月付けの米フォーブス誌(web版:http://www.forbes.com/sites/forbesleadershipforum/2015/08/18/the-top-10-reasons-why-your-startup-needs-patents/)には、新規企業に特許が必要な10の理由が記載されています。全文を記載してしまうとまずいので、表題だけをピックアップします。

1.パテントは、ベンチャーキャピタル投資を促進する。
2.パテントは、スタートアップ企業を大手ライバルによる攻撃から防御する。
3.  パテントは、スタートアップ企業のイノベーションを大手ライバルに盗られるのを防止する。

4.  パテントは、スタートアップ企業の自由な経営を保障する。

5.パテントは、スタートアップの市場シェア拡大を支援する。
6.パテントは、スタートアップ企業のジョイベンやR&Dパート-ナシップ構築を支援する。 
7.パテントは、スタートアップ企業が買収される機会を増大させる。
8. パテントは、スタートアップ企業のIPO計画を支援する。
9.  パテントや商標などの知的財産を持ったスタートアップ企業は、持たない企業に較べて長期にわたる成功を収める。
10.パテントは、ビリオンダラー企業を目指すスタートアップを支援する。

この中で私が特に気になったのが、6.のパテントは、スタートアップ企業のジョイベンやR&Dパート-ナシップ構築を支援する。 です。「National Science Foundationの調査によると、製造業とサービス業の49%が、自社の最も重要な新製品やサービスを開発するために、外部から取得した発明を使用しており、そのうちの14%がスタートアップ企業だ。」と記載されています。
大企業の多くは、新規製品を開発するネタを欲しており、ヒントとして中小企業の新規技術に着目しています。その中で特許を取得してない技術については、大企業が取り入れる(言い方は悪いですがパクる)格好のエサとなります。
これを抑制するためには特許を取得するまでは必要ではなく(もちろん取得するに超したことはありませんが)、出願だけでも十分に抑制効果はあります。

やるぞ

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