特許出願の非公開に関する制度が追加されます

特許制度の趣旨として、発明の内容を公開する代わりに一定期間独占権という対価が得られる。ということがあります。従って、今までは、取り下げられた出願を除き、一定期間経過後に全ての発明は公開されていました。しかし、中には軍事等に転用可能な技術を容易に公開してもよいのか、という声もありました。

今回の改正により、特許出願の非公開に関する制度が追加されることになりました。内閣府Webサイトhttps://www.cao.go.jp/keizai_anzen_hosho/patent.html#patent_gaiyouによれば以下のように記載されています。

「公にすることにより外部から行われる行為によって国家及び国民の安全を損なう事態を生ずるおそれが大きい発明が記載されていた場合には、「保全指定」という手続により、出願公開、特許査定及び拒絶査定といった特許手続を留保するとともに、その間、公開を含む発明の内容の開示全般やそれと同様の結果を招くおそれのある発明の実施を原則として禁止し、かつ、特許出願の取下げによる離脱も禁止することとしています。」

弊所にてこのような出願を取り扱う可能性はあまりないとは思いますが、先願に非公開な特許が含まれている場合にどのような取り扱いになるのか、改めて確認しておきたいと思います。

アクティブ特許商標事務所は丸12年を迎えました

アクティブ特許商標事務所は今月の11日で丸12年を迎えました。

干支が一回りしたことになります。小さかった子供達も今や学生となり、毎日元気に学校に通っています。ある占いによりますと、昨年までの耐えを経過して、今年はチャレンジの年になるとのことです。素直に信じてチャレンジしていきたいと思います。

2024年始まりました

あけましておめでとうございます。弊所は昨日から営業を開始しました。占いによると、今年は後の年の為に色々と種をまいておく年だそうです。昨年はためらっていたことに対しても、今年は次々とチャレンジしていきたいと思っています。ということで今年は早速買い換えをためらっていたノートPCを購入しました。経費的な面では昨年買っておけば良かったなと少し後悔しましたが、新しいPCを持ち歩いて行動範囲を広げて頑張っていきたいと思います。

2023年を振り返る

今年も今日を含めてあと4日、2023年を振り返る方も多いのではないでしょうか。弊所にとって2023年は、割と穏やかな1年でした。売り上げも体感で去年とほぼ同じか若干上回っているように思われます。今年は特許明細書を書くことの楽しみを再確認できた1年でした。今までの経験により、ここから10年くらいが自分の特許明細書のレベルでピークを迎えるのではないかと思います。

初めてではありませんが、今年は異議申し立てや無効審判にも対応しました。論理付けをおざなりにせず、丁寧に論理展開をしていくことの大切さを改めて実感しました。

また、特許の審査段階で納得のいかない結果であっても審判を請求すれば殆どのケースで結果が覆り特許審決とすることもできました。

このように書くと良いことばかりの気がしますが、新たな挑戦をする、という点では今年は反省が残る1年でした。独立当初に比べてチャレンジ精神が不足しているのは否めません。そんなとき、行動する技術についてある動画を見ました。なかなか良さそうでしたので、この方法を用いて来年は色々なことにチャレンジしてみたいと思っています。

 

京王八王子ショッピングセンター閉館

弊所が入居するテナントビルから道路を挟んで反対側に位置する京王八王子ショッピングセンターが、2024年3月末で閉館することが決まったようです。京王八王子駅周辺には目立った商業施設が他になく、なかなか集客に苦戦しているなーと思っていましたが、やはりという感じでしょうか。「閉館の理由は、建物の大規模な基幹設備更新工事のため。」とあるため、空きビルになるわけではなさそうです。次はどんな感じのテナントになるのか楽しみです。