- 発明が特許になるまでには、いくつかの段階を踏むことになります。以下の説明では、段階毎にかかる費用を掲載しています。
- 一般的な特許に係る費用は、出願時に18万円~になります。特許を取得するまでの総額は、約50万円~100万円になります。もちろん発明の内容(構造物やソフトウェア等)により特許にかかる費用は違ってきます。詳しくは以下の通りです。
(1)特許出願前にかかる費用
相談料(初回) ¥0 相談料(2回目以降) ¥5,000/30分 簡易調査手数料 ¥30,000 ※相談料とは、特許について分からないことの相談や、明細書作成に向けた発明内容のヒアリング等にかかる料金です。
- 初回相談は無料です(費用が発生するのは、調査時点から)。初めてのお客様にも丁寧に説明いたしますので安心してお問い合わせ下さい。
(2)特許出願時にかかる費用
発明のカテゴリ
例 出願書類作成手数料(税別) カテゴリ1
明細書5頁以内のもの。例:簡単な構造物の発明等 ¥180,000 カテゴリ2
明細書6~10頁、図面10枚~15枚程度のもの。例:複雑な構造物、簡潔に説明できる制御の発明等 ¥250,000 カテゴリ3
明細書11頁~15頁、図面15枚~20枚程度のもの。例:一般的なソフトウェア発明等 ¥325,000 カテゴリ4
明細書16頁以上、図面が20枚を超えるもの。例:複雑なソフトウェア発明等 ¥400,000 ※出願時にかかる費用は、上記弊所手数料に印紙代¥14,000が加算されます。
・出願時にかかる費用の算出例
例1)カテゴリ1の発明にかかる費用
相談料¥0+簡易調査料¥30,000+出願書類作成手数料¥180,000+消費税¥21,000+印紙代¥14,000
=¥245,000(税込)例2)カテゴリ3の発明にかかる費用
相談料¥0+簡易調査料¥30,000+出願書類作成手数料¥325,000+消費税¥35,500+印紙代¥14,000
=¥404,500(税込)(3)出願審査請求時にかかる費用
審査請求手数料 ¥10,000 拒絶理由通知時コメント作成手数料 ¥30,000 早期審査に係る事情説明書作成手数料(お客様ご希望の場合) ¥30,000 特許庁に納める印紙代 ¥138,000+(¥4,000×請求項数) ・中小ベンチャー企業である等、所定の要件を満たせば、特許庁に納める印紙代が免除または1/3になる軽減措置を受けられる場合があります。詳しくはご相談ください。
(4)中間処理(拒絶理由通知に対する応答)にかかる費用
意見書作成手数料 ¥30,000(形式的な意見は¥10,000) 補正書作成手数料 ¥40,000(形式的な補正は¥10,000) 請求項加算額 ¥10,000/項(補正により請求項が増加した場合) 特許庁に納める印紙代 ¥4,000/項(補正により請求項が増加した場合) 審査官との面接費用 ¥40,000/回(お客様ご希望の場合) ・コメントは、弊所にて拒絶理由の妥当性の判断や、拒絶理由通知に対する対応策をコメント形式で記載したものです。コメントをお客様に参照して頂くことにより、お客様自身での対応策の決定を容易にします。
(5)設定登録時にかかる費用
成功報酬 ¥130,000 登録料納付手数料 ¥10,000 特許庁に納める印紙代 ¥6,900+(¥600×請求項数)※3年分 ・成功報酬に対する弊所の考え方
弊所では、成功報酬を頂く代わりに、中間処理にかかる費用をその分安く設定しています。これは、(1)何としても特許査定に導くというモチベーションの一助とさせていただくという目的、(2)最善の努力を尽くしたにもかかわらず、特許査定に至らなかった場合のお客様の費用負担を軽くする目的があります。・所定の要件を満たせば、特許庁に納める印紙代が免除または1/3になる軽減措置を受けられる場合があります。詳しくはご相談ください。
拒絶査定不服審判を請求する際にかかる費用
コメント作成料 ¥30,000 審判請求書の提出 ¥130,000 補正書作成手数料 ¥50,000 特許庁に納める印紙代 ¥49,500+(¥55,00×請求項数) 特許異議申立を請求する際にかかる費用
特許異議申立書の提出 ¥200,000 成功報酬 ¥100,000 特許庁に納める印紙代 ¥16,500+(¥2,400×請求項数) 特許無効審判を請求する際にかかる費用
審判請求書の提出 ¥300,000 成功報酬 ¥200,000 特許庁に納める印紙代 ¥49,500+(¥5,500×請求項数) 口頭審理
¥200,000/回 答弁書・回答書の作成 ¥200,000/回