弁理士としての活動
弁理士印と弁理士バッジ
おそらくどの士業でも同じかと思いますが、代理人として国とのやりとりをする際には、代理人である証明をする必要があります。その代表的なものが弁理士印と弁理士バッジです。
ネットワークを介してする手続きの証明には電子証明書を使用しますが、紙媒体での手続きの証明では、弁理士印を押印します。弁理士になっても代理人にならなければ、使用する機会がほとんどありません。私も独立する前は机の引き出しにずっと眠っていました。弁理士印を押したときに、独立を実感したことを今でも覚えています。
弁理士バッジには菊の模様が入っており、ズシリと重いです。弁理士バッジの利点は、特許庁に入りやすくなることがあります。弁理士でない方が特許庁に入るときは、受付で住所や名前などを記入する必要がありますが、弁理士バッジを見せ、弁理士番号を伝えると、受付が簡略化されます。