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論文試験合格のコツ

こんばんは。八王子市で頑張る弁理士の井上です。

いよいよ論文試験まで1週間ですね。本気で合格を考えている方は、寝る時間と食べる時間以外は勉強していることと思います。

私は論文試験を割と平常心で受けられたと思います。理由は、これだけ勉強したのだからまず負けないだろうという自信に加え、1回論文試験を経験していたことと、試験が始まる前に、きちんと心の準備をしていたことがあります。前者は論文試験を経験しなければ身につけることはできませんが、後者は初回受験者でもある程度身につけることができます。
今日は、私の経験をお伝えします。
(1)これだけみておけばOKというノートを作る。
試験開始前にこれだけは確認したいと言う内容があるはずです。それをまとめます。時間にして20分くらいで見終わるものが良いと思われます。そして、作ったノートを土曜の寝る前と、日曜の試験直前に見ます。見終わった後に、やれるだけやった。今が自分のピークだと信じ込みます。信じ込むことで心の動揺を抑えることができます。
(2)眠れなくても全く問題ない。
はい。問題ありません。徹夜が相当苦手な私でも大丈夫でした。本気で合格を考えているライバルも眠れていません。条件は5分です。いや、この記事を読んだ分あなたが有利です。
(3)どんなに答案の出来が悪くても気にしない。
これはかなり難しいのですが、良い方法があります。例えば特許が終わった後に、友人同士で答え合わせをしている人を見つけます。そして「次の試験が控えているにもかかわらず、前の試験の結果に一喜一憂しても良いことは全くない。それなのに答え合わせをしているということは次の試験に受かる準備ができていない」と思いこみます。これで心理的に優位に立つことができます。また、(1)で述べたノートを読む作業に素早く移るというのも良い方法です。次にやることが決まっていれば、その作業に集中することができます。
(4)脱水症状に注意
はい。私意匠法の途中で危うくなりかけました。トイレに行く時間のロスを恐れて昼休みに水分補給を抑えたのが良くなかったと思われます。挙手して試験官の許可をもらい、フラフラになりながらトイレで水をがぶ飲みしたのも今ではよい思い出です。

ここまで来れば後は消耗戦です。自分なりのベストを尽くしてください。健闘を祈ります。