ブログ

特許ライセンス契約

今年の1月にサムソン電子とグーグルが、今後10年間の全ての特許を共有するという契約を結びました。既存の特許はもちろん、以降出願する特許まで共有するという内容です。

今までのライセンス契約では、ある分野のみに限ってのものが多かったのですが、分野を問わず全ての特許となると希有なものになります。

この契約により、両社が保有する特許の数は膨大なものとなり、他社への影響力は非常に強いものとなります。特に、サムソン電子はアップルと知財で争っていますから、アップルへのプレッシャーをかけることができます。

この契約が良かったのか悪かったのか、結果は未だ分かりませんが、1つ言えることは、「両社ともに使わせるための特許がなければこの契約は成り立たなかった」ということです。

特許という武器があるからこそタッグを組み、共に戦える環境を整えることができる。グーグルが近年大量の特許を買い集めていた理由の1つはこのためでしょう。

握手

関連記事

  1. 大事なことは何度でも書きます
  2. 特許権がカバーできる範囲
  3. 製造方法特許に光明?
  4. 特許の進歩性
  5. 実用新案登録のデメリット
  6. 特許侵害調査中に想う
  7. 特許とクラウドファンディング
  8. 中小ベンチャー企業に対する軽減措置が復活
PAGE TOP