商標登録出願の審査期間が短くなりました

商標登録出願は、出願すればすぐに審査が始まる訳ではありません。年間10万件以上出願されますので、遊園地のアトラクションのように審査待ちの列に並び、自分の順番が来るまで待つことになります。1、2年ほど前は出願から結果の通知まで早くて8ヶ月ほどを要していた審査期間ですが、だいぶ早く通知されることが増えてきました。気になって特許庁が公開している審査着手状況を見てみました。

https://www.jpo.go.jp/system/trademark/shinsa/status/cyakusyu.html

こちらによると、登録を希望する商標の商品やサービス毎に審査期間のばらつきはありますが、早いものでは3ヶ月ほどで結果が通知されるようです。商標の使用を開始するまでに登録しておくのが理想ですが、実際はなかなかそのようなケースは少なく、出願と同時に使用を開始するケースが殆どかと思います。そのような状況において審査期間が短くなるのは出願人にとっては嬉しいことだと思います。

 

別れがあるから出会いがある

気づけばあっという間に8月も終わりですね。暑かった夏も少しずつ涼しくなっている気がします。私は夏が好きなので少し名残惜しいのです。それを家族と話していると、息子が「8月と別れないと9月に会えないよ」というニュアンスの言葉(正確には忘れてしまいました)を発しました。

 思わずはっとさせられました。確かにその通りです。新しい物やことに出会うには、古い物を捨てることが大切です。明日から9月、新しい出会いに期待です。

石の上にも

私がメーカーから転職して特許事務所に入所したのが2002年 最初はどのようにして特許明細書を記載すれば分からず、ずいぶん怒られたものです。そこから20年以上経って、少しずつスキルを積み重ねてきた成果を実感できるようになりつつあります。

石の上にも3年という言葉がありますが、私の場合は石の上にも20年と言ったところでしょうか。「若いときの苦労は買ってでもしろ」「迷ったらキツい方の道を選べ」私が20代後半から30代前半に心に留めていた言葉です。

50歳を前にしてこれからさらに飛躍するために何をすればよいのか。真剣に考えるときがきていると感じます。

最初に断る

一時減っていたのですが、最近また営業電話がよくかかってくるようになりました。

全くの他人が自分に良い話を持ってくることはあり得ないというスタンスでやっておりますので、紹介、報酬等をちらつかされても全く心が動くことはなく断ることができます。

人間対人間なので失礼にならないように最低限気をつけながら簡潔に断りを入れます。多くの場合、そこで粘られるのですが、そこは相手側がマナー違反になりますので、失礼しますと言いながら受話器を置きます。

朝一でこのような電話がかかってきましたので突発的に投稿してしまいました。

 

アクティブ特許商標事務所は丸11年を迎えました

アクティブ特許商標事務所は今月の11日で丸11年を迎えました。細々とやり続けることができています。あまり忙しくしすぎないことが長くやることのコツかなと思います。しかし変化がないのは衰退に繋がりますので、忙しくし過ぎず、かつ、新しいことを少しずつ始めています。今後ともよろしくお願いします。