開業手続き

変な勧誘にひっかからないために

事業をやっていると、年がら年中いろんな勧誘(セールス)の電話がかかってきます。

開業初期に多かったのが、週刊誌や新聞の空いたスペースにインタビュー記事を掲載しませんか?というものです。最近さっぱりかかってこないところをみると、開業間もないカモをターゲットにしているのは明らかです。

あとは、「仕事を紹介します」というものです。開業当初は仕事がないことも多いので、正直この手の電話は特に魅力的に思えます。しかし、迷ったときはこの言葉を頭に思い浮かべて下さい。

「全くの他人が、自分にとって良い話を持ってくるはずがない」

相手は、自分に利益があるからわざわざ電話をかけてくるのです。おそらくこちらに利益があるかどうかなんて知ったこっちゃないというところでしょう。

これで、殆どの電話に迷い無く断りを入れることができます。

ちなみに断り方ですが、日本人特有のルールとして、断るときも「いいです」と言ってしまうときがあります。当然ながらこの場合の「いいです」は結構です(望みません)という意味なのですが、相手が「良い」(OK)と受け取り、トラブルになった、という本当か分かりませんがそんな話もあります。

この場合は、「興味がありません」「必要ありません」等、疑義が生じないように断るべきです。

また、一旦Noと言ったにもかかわらず、話を続けようとするセールスマンもおり、電話を切りにくい方もいると思いますが、「失礼します」と言って一方的に電話を切るのはアリだと思います。

只でさえ相手はこちらの貴重な時間を消費しているのです。これ以上の無駄な時間を消費させようとする相手が悪いのですから、相手が話している途中であっても全く気後れしません。