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中小の特許申請、費用を半額に

11月24日付けの日本経済新聞に「特許庁は2019年度をメドに中小企業の特許料金を半額にする。」とあります。現在は平均40万円程度かかるが、約20万円に下げるそうです。

現状、時限措置で平成30年3月までは、国が定める中小企業の要件を満たせば特許庁に支払う一部の費用が減額される措置が続いております。今回の記事内容が実現されれば、減額措置が今後も続いていくことになります。

そうなると、気になるのが、2018年4月から上記措置が始まるまでの空白期間です。この期間は、私が知る限り費用の減額措置はありませんので、中小企業の出願が多少減るものと思われます。

また、同記事では、人工知能(AI)を活用した審査の効率化を進めるとあります。発明に近い技術が記載された文献を見つけるためにAIを活用することが予想されます。特許業界でもAIが身近になりつつあります。