特許事務所が霞ヶ関周辺に多い訳は、いろいろあると思いますが、1つは、特許庁に近いということがあります。特許出願や商標登録出願等、特許庁に対し何らかの手続きをする場合、現在はインターネット経由で行うことができます。

しかし、コンピュータが無かった時代は、郵送または持ち込みにより提出していました。そのため、例えば「今日中に何とかして提出したい書類がある」となった場合に、やはり特許庁の近くである方が迅速に対応できました。

現在はどうでしょうか?前述したように、インターネット経由でほとんどの手続きを行うことができるようになりました(特に日付の期限が付されているものについてはインターネット経由でできないものはほぼ皆無です)ので、昔ほど特許庁の近くに事務所を構える理由はないものと思われます。しかし、都心の特許事務所のブランド力はまだまだ根強いと体感しております。都心から離れた特許事務所として、特に地元のお客様にどのように信頼を得ていくのかが、これからの弊所の課題と言えます。

アクティブ特許商標事務所 井上真一郎