少し古い記事ですが、一昨年の12月16日の日本経済新聞の第13面には、中小企業の4割程度が「技能伝承について上手くいっていない」と回答したと記載されています。その理由としてやはり、ノウハウや伝承方法に関するものが多いようです。

 これは時に大企業にも見られることですが、社内の保有技術の共有化が上手くいっておらず、この技術はAさんが知っている。Bさんに聞けばすぐ分かる等、人任せになっていることが多いのです。

 この問題は、知財活動をすることにより少しは緩和されると思っています。特許を出願するだけが知財の活動ではありません。社内の保有する技術を定期的に開発記録を残したりして全員が共有できるようにすることにより、社内のノウハウとして蓄積しておくことも立派な知財活動です。

 忙しい社員にとっては、面倒だし、そんな時間はないという気持ちも良く分かります。だからこそ経営者が先導して共有化のメリットを説明し、社員に理解を求めることが大切だと思います。
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